夫婦の食卓+2

夫婦の夕食

【夫】
Ｈ君が「ジャンル指定無しでおすすめの小説を教えてくれ」という。「おもしろい古典文学」とか「おもしろいミステリー」とか「おもしろいエラリー・クイーン」とかなら簡単に思い浮かぶんだけど、ジャンル指定無しってのが一番やっかい。でもこっちから「どんなのが好き？」と聞き返すのも野暮なので……。
よく考えたら質問者がＨ君なので、Ｈ君に対する答えでいいんだった。「春琴抄」と答えておきました。Ｈ君変態だから。ナボコフでもよかったけど短いほうがいいから。田山花袋でもいいかな。

【妻】
4月ももう最終週を迎えようとしているのに、「鍋」
なぜなら、「楽」だから。「楽」さに「味」をしめてしまったから。
そして4月ももう最終週を迎えようとしているのに、「もつ鍋」
先日味噌仕立てでやってみてたいそうおいしかったので、今回は大好きな「塩にんにく」仕立てでしてみたのですが、なんかもつの臭みが勝ってしまいいまいち…
「もつ鍋」「大根サラダ」「ごはん」

【夫】
夫の夕食

「鶏肉と玉ねぎのポン酢炒め」「サラダ」「ごはん」「味噌汁」
なんか適当に、レシピ投稿サイトから引っ張ってきて手を加えたらこんな料理になりました。味はポン酢と甘味料だけで、あまじょっぱい感じ。片栗粉と玉ねぎで甘い感じが更に加速して、私好みの味になりました。

【妻】
職場にいるときの食事は基本患者さんと同じものを食べる。
もちろん人に出せるものをだすのは基本なのだが、それでも好き嫌いはある。正確には嫌いはあんまりないので、すごく好きなものか普通なものか、になる。
朝出かける前、あ～今日は好きなやつだ～って思ってちょっと楽しみに出かけたのですが、私も記憶違いで、思ってたやつと違ってちょっとガッカリ。
嫌いじゃないものでも、喜んだ分ガッカリ。

夫婦の夕食

【夫】
用事があって、行き慣れてない街へ夫婦で遠征。ちょっと落ち着く店で昼食食べようと思ったら、妻が「ファーストフードうどんチェーン」で食べることを提案。私は行ったことないのですが、せっかく久しぶりの街まで来てそんな店かい、とブーブー言いながらそのうどんチェーン店内へ。
*･゜ﾟ･*:.｡.:*･゜(n‘∀‘)nﾟ･*:.｡.:*･゜ﾟ･* パァァァ
何このワンダーランド！
どれもおいしそうなうどん！あったかいのも冷たいのもある！かきあげもある！とり天もある！天かすサービス！
さんざんまよって温かまたま＋かきあげにしましたが、妻の冷たいのがおいしそう！
絶対また来よう！

【妻】
平気な町、苦手な町というのがあります。個人的な感想ですが。
慣れとか地元ともまた違います。
初めてでもなんか空気が合うというか、しっくりくる町もありますし、何回来ても、だめなところはダメ。
今日の町は苦手な町。何回もきたことあるしそんなに遠くないんだけど。とにかく落ち着かない。
落ち着かないので食欲もでない。あまりこないのでお店もわからない。結局ぶーぶー言う夫さんを尻目に、安心度の高いチェーンのうどん屋さん。
帰って一息。昼の食事がうどんだけ、と非常にバランス悪かったので夜は野菜にたんぱく質たっぷり。
「博多煮」「山芋の浸し」「三つ葉の辛し和え」「味噌汁」「ごはん」

夫婦の夕食

【夫】
ワンタンって、何で食べるんでしたっけ。何もつけないんでしたっけ。いつでも何でも何かしらかけたりつけたりしているので、よくわからなくなってくる。こういうのは何もつけなくていいのか？
最後に醤油をちょっとかけてみたけどやっぱりしょっぱかった。

【妻】
中華麺が一玉だけ残っていたので。よーし、お片づけっ！と「ワンタン鍋」
しめに中華麺って思ってたんですが、意外に直ぐにおなかいっぱいになっちゃって、結局中華麺つかいませんでした。がっかり。
あとは「トマトサラダ」と「キムチ」

夫婦の夕食

【夫】
こういうメニューって何かパーティー的な時に出るもんだと思っているんだけど、いくら考えても今日は特にパーティー的なものがないので、これは何か裏があるんじゃないかと思った。でも普通の日でなにもない。ということは例によって冷蔵庫整理の日か。

【妻】
冷静に考えて、冷静に。
好きでおいしくて簡単で、そして材料がそろっていれば、やるんじゃないかな。あと安いし。
「肉味噌巻き」あと「ラーパーツアイ」と「ジャガイモとザーサイの塩炒め」「にんにくの芽の炒めもの」「わかめスープ」
ちょっとずつ色々使いきれるから、冷蔵庫が片付く感は否めませんが。

【夫】
夫の夕食

「ささみとナスの油淋鶏風」「ラーパーツァイ」「にらのおひたし」「ごはん」「えのきスープ」。所詮私のがんばった料理なんてこの程度です。
でもまあ、ささみの油淋鶏はいい。おいしい。ささみは片栗粉まぶして多めの油で焼いてみた。油吸ってるのでささみにしては高カロリーだが、普通に揚げた油淋鶏よりはまだ低カロリー。徹しきれなくて低効果になってるよい例。

【妻】
大失敗。
一度やってみたかった、「ケークサレ」。
おかずケーキみたいな感じ？野菜とかウインナとか入れて。
一応イメージとかあるのですよ、レシピも雑誌やネットで調べて。
でも、理性が吹っ飛ぶ瞬間があるのです。あれこれ入れてるうちに。あ～これもいれちゃえ、とか。レシピ上よりちょっと多いけど半端分も入れちゃえ、とか。
結果はいわずもがな…。
今日の残念は「青汁ケークサレ」
うまいまずいではなく、テンションの下がる味。

【夫】
夫の夕食

「昨日の小龍包の残り」「きゅうりのおかかマヨ和え」「もやしサラダ」「人参スープ」「ごはん」
なんとなく最近、私の食卓が、前日の残りとかチャーハンとか簡単なものが多いような気がします。特に理由もないのですが、なんとなく料理マインドが活性化しません。明日はがんばろう。明日はがんばろう。

【妻】
あ～ハードディスクがもういっぱいだ…。
番組表見てポチッとするだけで、録画するのは楽なんだけど…。
便利って、たいへん。

夫婦の夕食

【夫】
小龍包なのに肉まんの味がする。
まあ中身は似たようなものなのでそれも道理か。
なんかあたりまえのように普通の小龍包と焼小龍包が出てきていて、焼小龍包が定番になってきたなぁと思ったんですけど、今日はどちらかというとむしろ焼小龍包のほうがおいしく感じます。

【妻】
ひさびさの「小龍包」ちょっぴり勝手が狂った。
やはりしばらくやってないと感覚が鈍る。
もうちょっと皮は薄めにした方が好き。
でも皮をパリパリに焼く「焼小龍包」は今日くらいの厚みがあってもおいしい。
「小龍包」「焼小龍包」「玉ねぎサラダ」「わかめと白きくらげの酢の物」「ゴマ豆腐」「中華スープ」

【夫】
夫の夕食

「チャーハン」「切り昆布サラダ」「みず菜サラダ」
チャーハンは久々に何の変哲もないチャーハン。ザーサイやタケノコなど入っています。ザーサイに塩味がついていたのに更に塩を振ってしまって、しょっぱい。
チャーハンをぱらぱらに作るのは難しいです。

【妻】
すこしづつ、すこしづつ。
資料をスキャンして紙を捨てるキャンペーン。
その時資料にざっと目を通すわけですが、結局たいてい普通にがっつり読んじゃって、なかなか進まない。
片付けられない子のパターン。

夫婦の夕食

【妻】
負けず嫌いである。
テレビの中のうどんがおいしそうである。…負けるもんか。
小麦粉捏ねて、踏んで踏んで寝かせて寝かせて。
…むう。コシはあるが透明度にかける。まずくはないがどうも田舎くさい。
むずかしいむずかしいとグズグズ言っていたのですが、夫さんは自家製であることすら気づいていなかった様子。
「手打ちうどん」「かきあげ、竹輪天」「ほうれん草の浸し」「サラダ」「煮付け盛合わせ」

【夫】
妻が初めて自分でうったそばが、わりとぼろぼろぽそぽそしていたことが印象に残っているので、まさかこんなちゃんとしたうどんが自家製なのだとは思わなかった。
でも厳しく見ると、やっぱりつるつる感が市販のものより落ちる。のどごしが違う。妻のうどんはまだまだです。

コメントへのおへんじ
>うどん大成功じゃん　

【妻】むぅ。「買ったかと思った」ってのはなかなかのほめ言葉でうれしいのですが、反面、すごくがんばったのに気づいてもらえなくてがっかりだったりするのです。われながらめんどくさいヤツだなぁ。私は。