夫婦の食卓+2

夫の夕食

【夫】
妻が息子を連れて実家に帰ってしまいました。
一人で夕食です。
「湯豆腐」「ごぼうのマヨ炒め」「妻特製ツナ」「ザーサイ」。

妻の夕食

【妻】
妻、里帰り出産のため帰省。
いつもと違う環境にもすぐなれ、すぐきゃっきゃ遊びだす息子くん。
遊んでくれる人がたくさんいて満足なようです。
久々の実家の食卓は「大根と厚揚げの煮つけ」「かぼちゃとえびの煮つけ」「ホウレンソウのお浸し」「レンコンきんぴら」「かつおのたたき」「ごはん」
ちょっと足りなかった妻は追加で「焼鮭」

夫婦の夕食

【夫】
いつも二人でこの鍋いっぱい食べてるけど、よく考えると単純な
質量の問題としてこれはすごいことなんじゃないかと思う。
この鍋の半分のかさが一人の胃に入っていくわけだ。
胃ってこんなに大きいのか？

【妻】
冷蔵庫お片付け大作戦。
最終日は鍋。午前中に夫さんが使いそうなものは残し、使わなそうなものをすべてザクザク切って鍋へ。午後はせっかくなのですっきりした冷蔵庫のお掃除。
キムチ、豆板醤、みそ、ごま油ですべてピリ辛味にごまかし。
「キムチ鍋」「トマト」「ごはん」
冷蔵庫はすっきりですが、冷凍庫はぎっしりです。

夫婦の夕食

【夫】
何か、また変わったものが出てきた。
お湯を入れるとスープになる最中。
懐中汁粉のような感じだ。
味は……なかなかおいしい。
皮の部分がもちもちしておいしい。
具はいらないから皮だけお湯に浸して食べたい。

【妻】
先日遊びに来てくれたお母さんからいただいた「汁物最中」
味噌汁とかすまし汁とかいろいろあります。
冷蔵庫のお片付け優先の献立が続いておりましたが、やっとめどが立ったのでやっとで味見。
「豚ロースの梅しそサンド」「春菊とえのきのあえ物」「もやしのカレーマヨネーズ和え」「まめこおろし」「ごはん」。夫さんはいただいた「金時人参の味噌汁」妻は「豆乳湯葉みそ汁」

夫婦と息子の夕食

【夫】
さりげなく不思議な野菜が出ている。
ゴボウのようなにんじん。
最近かわったにんじんがよく食卓に出るけど何かあったのかな。

【妻】
「サーモンとホウレンソウのグラタン」「かぶのコンソメスープ」「温野菜サラダ」「大根サラダ」「ごはん」
サーモンは思った以上に脂のりのり。あと、グラタン3人分にはちょっと量も多いかも。ということで、ハラミの一番脂ののった部分は取り分けておいて、お昼に妻が一人でおいしくいただきました。
ちなみに「温野菜サラダ」のごぼうみたいなやつはそういう色の人参です。

夫婦の夕食

【夫】
新しいコートを着て出勤したので気分がいい。
そういう日は夕飯もおいしい。

【妻】
「チンジャオロース」「春雨サラダ」「ごはん」「中華スープ」
もうじき実家に帰るので、今のうちに実家ではあまり食べないものを食べるようにしておきます。
実家の「チンジャオロース」的なポジションのものは、なんだかんだで食べ応えがあるように大降りに切られた、いろんな具が入ったものがオイスターソースで炒められることになり、結果「オイスターソース炒め」となります。

夫婦の夕食

【夫】
はんぺんフライ。
ソースは男の子の味。
なめこの味噌汁は冬の味。

【妻】
「はんぺんのハムチーズサンドフライ」「かぶと人参の炒め煮」「ごはん」「なめこ汁」
実家の地域は白いはんぺんを食べません。というかあまり出回っていません。
大学で実家を離れ、というか、今の仕事について初めて食べた気がする。
安くてボリュームがある庶民の味方「はんぺんハムチーズサンドフライ」
しょうゆでもソースでも塩でもおいしい「はんぺんハムチーズサンドフライ」
しばしのお別れです。

夫のできるかなのコーナー。

できた。とにかく平々凡々たるコート。
いい型紙がなくて、ジャケットの型紙を丈を伸ばしてポケットを変えて裏を付けて、毎度のことながら袖丈を詰めた。
なんとか普通のものができた。

夫婦の夕食

【夫】
秋刀魚の糠漬け。それを焼いたもの。めずらしい。
味はというと、干物のようで干物でない。みりん干しのようでみりん干しでない。
マイルドで濃い味。
知らない食べ物があるなあ。

【妻】
以前から気になっていたのですが、そのものの存在は以前から知っていて興味はあったのですが、そしてそんなに高くないのに、なかなか手が出なかった一品。
一人じゃつい「いいや」にしてしまうものでも、人がいると思い切って手が伸ばせるのが良いところです。3人でスーパーに行った際に思い切って購入。
「さんまの糠漬け」「春菊とえのきのあえ物」「長いもとピーマンの焼き物」「きんぴらごぼう」「お麩の味噌汁」「ごはん」
「さんまの糠漬け」は塩焼きよりまろやかだけど深くて濃厚な味。特別なくせや特徴があるって感じじゃないのですが、シンプルで食べ飽きない、好きな味です。干物やみりん干しよりは好きかも。

夫婦と息子の夕食

【夫】
昼はお好み焼き、夜は雲呑。
なかなかキャッチ―な日だ。
ところで近所にできた悪くないエスニック料理屋のシャッターが下りていた。土曜の夕方だというのに。
単にランチと夜の間の休憩ということであればいいのだが。嫌な予感もする。
まだ一度も行っていない妻に、早いうちに一度行っておくことを勧めておいた。
妻は「わかった。チラシのクーポンもまだ使えるし、お得なレディースセットあたりを食べておく」と言った。
なんだ、結構チェックいれてたのね。

【妻】
「ワンタン鍋」「大根サラダ」
これなら家族全員で食べられるし、拉麺もワンタンも息子くんも大好物だし。
ワンタンは鶏とエビと張り切って二品。
息子君が眠くなったり飽きたりしないように張り切って早めに用意したのに…。
いつもより早く眠くなってしまった息子くん。食べながらこっくりこっくり。
しょうがないので息子君をそのまま寝かせ、夫婦の食卓。
息子くん用に0.5人前、夫さん用に0.５人前、妻用に1人前で用意した拉麺。
夫さんが0.5人前、妻が1.5人前食べることに…。

夫婦の夕食

【夫】
金曜日なので景気よく安い発泡酒でも買って帰ろうかと思ってうきうきと家路をいそいだのだけれども、待てよ、と思って妻にメール。
献立を聞く。牛肉の煮込み。
これは発泡酒より日本酒だわ。
ということで何も買わずに帰って家の日本酒（料理酒）を熱燗であおる。
すばらしい先見の明。やっぱり日本酒がよく合う。
そして一人で飲みすぎて反省したりする。

【妻】
「肉豆腐」「いんげんのピーナツ和え」「トマト」「かぶの浅漬け」「ごはん」
妻の大好物、牛筋の肉豆腐。天気予報では今日は寒くなるとのことだったので。
熱々にネギの小口切りをたっぷりのせ、七味をパラリ。
これで熱燗でもあれば。なのですが、妊娠中なので我慢して残り汁にご飯を入れてパクパク。
夜の炭水化物はちょっとで我慢、代わりにお酒ちょっぴりの夫さんは、残り汁にご飯は我慢で肉豆腐あてに熱燗ちびり。
どっちもどっち。

夫婦の夕食

【夫】
妻の好きな行事食。今日は小正月で小豆粥だそうな。
味は特段道ということもないおかゆだが、なんだかめでたそうなことだけは伝わってくる。
赤いから。
赤いものはだいためでたい時に出てくる。
赤飯とか鯛とか赤色偏移とか。

【妻】
夫さん的には「行事食好き」という判定なようですが、妻的には「相当控えてきたつもり」の行事食。息子君もそろそろわけが分かってくる頃なので、食育を言い訳に行事食を徐々に増やしていこう計画。
今日は小正月。「小豆粥」です。
あとは「豚肉とチェッカーロール焼き」「春菊としめじのあえ物」「レンコンのきんぴら」「漬物」「セロリの浅漬け
圧力鍋で丹精込めて作った「小豆粥」ですが、息子君のお気に入りは「セロリの浅漬け」