続・暗くなるまで待って
【夫】
夫の夕食
「カレー」「わかめサラダ」「こまつなのおひたし」「きゅうり」。
昨年うまくいったので今年も夜9時すぎまで待って近所のスーパーに行ったのです。
しかし、今年は誰がしかけたのか鰻の供給に難があったそうで、安くなってるのがありませんでした。しかも高い。
ので、鰻はあきらめてカレーの在庫を減らすことにしました。せっかく、あらかじめ鰻に合う和風のおかずを用意しておいたというのに。
【妻】
うなぎが高い。
1ヶ月以上も前からあちこちから見積もりとって、電卓叩いて、上と散々話し合って、での「土用の丑」である。
一切れ、1グラムも無駄にはできないので、何度も何度も病棟に足を運んで、入退院予定をチェックして、食べれるか食べれないか全ての患者さんに聞いて。ぎりぎり無駄なくかつ足りないことの無いように発注して調整して…。
うなぎ一枚出すのも大仕事なのである。
そこまでやっても熱中症で大量に入院があったりしておじゃんなのである。
無事緊急入院の患者さん含め希望する人全てにうなぎをお出しすることはできましたが、私の口には入りませんでした…。