めずらかなるもの
【夫】
夫の夕食
妻がたまに息子の写真をメールしてくれます。かわいい。
さて、夫の夕食は、落語に出てくる食べ物シリーズ。
『酢豆腐』より「酢豆腐」と「かくやのこうこ」。
酢豆腐は以前から何度かいろいろ作っているのですが、今回のは見た目でなく味をとって、豆腐の甘酢あんかけにしました。おいしい酢豆腐になりました。
「かくやのこうこ」は細かにとんとーんと刻んでかつぶし。おつなつまみになりました。
あとは「白菜の磯辺焼き」「サラダ」「ごはん」「もやしの味噌汁」。
先に聞いたからというのもあるのですが、『ちりとてちん』より『酢豆腐』の方が好きです。あのガヤっぷり……まさに江戸前落語。ぜひ3代目古今亭志ん朝で聞いて頂きたい。
そういえばうちの息子はその志ん朝と同じ誕生日です。
【妻】
妻と妻の両親の食卓
買い物にいった母がつくしを買ってきた。
「つくしを買う」…
大学で家を出るまでは比較的田舎に住んでいて、つくしとかよもぎって道端に適当に生えていて、あんまり道端過ぎないきれいそうなところから適当にぶちぶちつんできて、縁側ではかまとってやまもり食べるものだったんですが…
基本スーパーの袋に山盛りいくつもつんできて、下処理して冷凍しとくものだったんですが…
りっぱなパックに入っているつくしを買うって…
怖くて値段が聞けませんでした。
買ってきたつくしは量もほんのちょこっとで。
三人でわけわけして食べる「つくしの卵とじ」と「アスパラのベーコン炒め」「冷奴」「カジキの照り焼」「ごはん」